黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

五月の風

ウクライナはまだ続いている。
この機に乗じて憲法を変えて自衛隊を「国軍」にしないと国を守れないという「風」ができつつある。
でも「国を守る」という名目で太平洋戦争に突入して国を守るどころか日本全土を焦土にしたのをもう忘れてしまったのか。
憲法にかいてあるからと言って他国が攻めてこないとおもうなんてお花畑の妄想だ』と政治家が言う。
本当にそうだろうか。この77年間ロシアも中国も領空領海を脅かしはするけれどそれ以上の手出しはできなかった。
でも改憲によって日本が態度を変えれば毎日のように国境で小競り合いが起き一触即発になる。
若者たちは韓国と同様に兵役義務を課せられて「合法的に人を殺す」訓練をしなければならない。
そういうことに想像力が働かない若者たちが街頭インタビューで「日本も軍備を増強しないと怖いっすよね」とか言う。

まあ、いずれにしても僕が死んでからのことだから心配しても意味がないかな。

まると一緒に六本木ミッドタウンに行ったら鯉のぼりがたくさん風になびいていた。
五月の風は好きだけど少しずつ戦争のにおいが混ざってくるような気がする。