黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

もう一月半ば

正月気分もすっかり抜けて、あっというまに月半ばになった。

世間ではカルロス・ゴーンの国外逃亡の話題でもちきり。
弁護士も同席できないまま長期拘留され自白を強いられる日本の司法制度は間違っているし冤罪の温床になってきたのもたしかだけれど、だからと言って国外に逃亡して自分の正当性を認めさせようとするのも間違っていると思う。
企業内に権力争いはつきものなので、クーデターだのなんだのを社外にアピールしても説得力はない。
まあ、でももう日本の法制度の手が届かないところへ行ってしまった今になって、あれこれ取り上げても意味がない。

まるとの散歩コースはもうオリンピックだらけで辟易する。
道路もあちこちで補修されていたり、いまさらのように街灯の電気工事が行われたり、知らないうちに見たこともないビルが建っていたり、街の様子がどんどん変わっていく。
さらにこれから銀杏並木と周辺の森の木がほぼ切り倒される例の大規模な開発がはじまったら、もう今見ているこの光景さえ懐かしくなる日が来るだろう。

まちづくり、高齢者にとっては発展よりも安全と安心を担保してほしい。
どんなに美しく見栄えよく整備しても、大災害に耐えないまちづくりはまったく意味をなさない。
ガラスをふんだんに使ったビルが立ち並ぶ散歩道は本当に安全なのだろうか。

とか、思いながら、きょうも朝夕の散歩を繰り返す。痛い足を引きずりながら一万歩を超える日が多い。
まるは冬が大好きだ。
僕はまるが行きたいところへ行くようにしているけど、歳のせいか最近はちょっとつらい。
まる~、もう帰ろうよ。


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絵画館前の補修された広場にて