黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

ジェッシイ・ストーン

最近テレビで「警察署長ジェッシイ・ストーン」という映画を見た。原作はロバート・B・パーカーで、以前図書館で借りて読んだことがある。
この物語の脇役として出てくるゴールデンリトリバーがドラマの中でとくに際立った役割をするわけではないのだけど妙に存在感があって、主人公の孤独を癒す無言のパートナーという感じ。
映画はシリーズ化されていて全8作品のすべてになんとなくいつもそばにいる無愛想で非従順なこいつが出てくる。ただ、1作目に出てくる"ブーマ”は高齢で重い腎臓病を患って安楽死させることになり、2作目からは2代目の"レジー”に交代する。ブーマを安楽死させる場面は見ていてとてもつらかった。注射を打ってじっとそばで見守ってあげる、それもつらいけど、その前に安楽死を決断せざるを得なくなって、最後にステーキをあげるんだけどそれを食べることもできなかった。
どんな形になるかはわからないけど、いつかはそのようなときがくることを覚悟しておかなければならない。そうおもうととりあえずまるにもっとやさしくしてあげなきゃなぁ、なんておもう。