黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

美しい日本=災害列島

台風19号が関東・東北の広い範囲に河川氾濫という想定外の爪痕を残していったあと、さらに温帯低気圧に変わった21号が追い打ちをかけている。
2011年の東日本大震災、その年の台風による九州の水害、2014年の集中豪雨による近畿・中国地方の土砂災害、2015年にも台風による関東・東北の水害、2016年の熊本地震、そして去年の西日本豪雨北海道胆振東部地震
こんなに災害の多い国だったっけ?
もう全国で災害にあっていない地域のほうが少ないくらい。
メディアが取り上げなくなった被災地にもまだ取り残された被災者がいて、このままだと日本という国を支える庶民の暮らしが疲弊していくばかり。
高齢化も進んで地方に行けば行くほど住みにくくなっている。

東京でも今回の台風で水害に見舞われた地域もあったけれど、他県に比べればまだましなほうかな。

まるの散歩は豪雨でも暴風でも続けているけれど、それはあたりまえのこと。
もし被災したら避難所にはまると一緒には入れないし、そのことを思うとちょっと憂鬱。

令和になって天皇も代わって、天孫降臨の儀式も済ませたはずなのに、日本古来の「神」はぜんぜんその役割を怠っている。
神社でお祓いしてお祈りをささげても、神様はその威光をお示しにはならないようだ。
僕は無神論者だからそんなの当たり前とおもっているけれど、それでも被災者の人たちの行き場のない悲しみを感じて、この怒りをどこへぶつければいいのか、どうにかならないのかと天を仰いでしまう。