黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

父の日

父の日や祝ふてあげる人は無し

    浅井千鶴子

娘から鰻が届いた。ドイツから注文したんだろう。

僕の父は9歳のときに亡くなっているので父の日に贈り物をしたことはない。

自分が父親になってはじめて子を思う気持ちがわかってきたような気がするけど、でも父に愛された記憶のない僕にとってそれはなかなか難しい試練だったような気もする。

おかしな話だけれど、犬を飼うようになってやっと自分以外のものに愛情を注いでいるという実感がわいてきた。自分がいないと生きていけない存在だからか、思い入れが違うのかもしれない。