黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

大興奮

娘夫婦が帰国して初めて我が家にやってきた。
ふだん二人きりの生活をしているので、いきなり4人家族が入ってくるとまるはどうなるんだろう、と心配していたけれど、予想を上回るパニックになった。

ピンポンでドアを開けた途端、まるはいきなり飛び出して、外の廊下を端から端まで2回往復した。この暴走は絵画館前から飛び出して4面ある軟式野球場を一周したとき以来だ。

やっと部屋に入ったら今度は3歳の長男が標的になった。
ふだん吠えたりしないのにすごい勢いで吠えるので、3歳児にとっては恐怖だったとおもう。

敵対心なのかとおもうと尻尾はふっているし敵意は示していないので、何なんだろうこれはと。
たぶん犬特有の"順位づけ”をしようとしているのかなと。
大人たちは自分より上だし、0歳児のほうは絶対に自分より下だから、この3歳児が自分のライバルだ、とおもったのかな。

とにかく最後までこの警戒心はとけなかったようだけど、信濃町の駅まで送っていったとき、別れるのが名残惜しかったのか、いつまでもあとを追おうとしてすごく強い力で引っ張っていく。
「まる、もう帰るよ」と言ってもなかなかいうことを聞かない。

まるの複雑なきもちはよくわからないけど、僕はやっぱりまるが大好きになってしまった。