ゴンちゃん、またね。
ビートたけし作・画「ゴンちゃん、またね。」をamazonで衝動買いしてしまった。
この類の本を読むのは初めてだけど、30分で読み終えた。
なんだろう、この読後感のうすっぺらさ。
まあ、いろんなサイドストーリーは楽しめるんだけど、要は飼い主として、散歩ついでに買い物をするために犬をその辺に無防備に置いていってはいけません、ぐらいしかなくて、帯に書いてある『みんな、一人で生まれて一人で死ぬ。だから今は一緒にいよう』なんていう大層なものじゃない。
『一緒にいよう』っていうのなら自分の責任もきちっと果たさなければ。
ペットは可愛がるだけでなくしっかりと保護してあげないとね。
ぼくはまるをしっかりまもってあげているだろうか。
十分に遊ばせてあげているだろうか。
一緒にいて幸せだったと死ぬときにおもってくれるだろうか。
あらためてそれを思わせてくれただけでも、まあ、無駄ではなかったか。