黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

御観兵榎

昨日、「御観兵榎」はまた閉園だった。
強雨、積雪、強風、剪定など閉園の理由はいろいろあるけれど、昨日の理由は駐車場利用だった。

この緑豊かな小さな森は都会では貴重な場所で、愛犬家の中でも人気が高い場所なのだけれど、いつ閉園になるかは神宮の都合によるので、はるばる遠方からやってきてがっかりする場合も少なくない。

そしてご多分に漏れず神宮の所有地なので犬を標的にした注意書きも多い。(森なのだから禁煙のほうが大事だと思うんだけど)

中でも強烈なのがリードをフリーにしないようにという"おねがい”タイトルの以下の文。『従来、犬を自由に放すことによる樹木他の被害が大きいため』

犬が走りまわると樹木が傷むということ?

ふーむ、それならイベントのたびにここを一大駐車場にすることによる樹木の被害は如何ほどのものなのでしょう。
樹木の根っこや草木を踏みつけてぎっしり並んだ乗用車。
この光景と犬が自由に遊びまわる光景をつい比べて想像してしまう。

今から100年以上も前に明治天皇が閲兵のために御座されたこの森の木々がこれ以上荒らされないように、犬ではなく駐車を制限したほうがいいように思うきょうこのごろ。