黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

老後をおもう

「老犬クー太18歳―1匹の柴犬と家族のものがたり」という本を読んだ。
図書館でこの手の本を借りて読むたびにやっぱりご他聞にもれず泣いてしまう。っていうか、このような企画は最初からその涙腺を狙って書いているので、ある意味ずるい。
それにしても他人事ではなくいつかわが身にも訪れる介護問題。目が見えなくなる、歩けなくなる、食べられなくなる、排泄が難しくなる、いつかそういう時が来る。
人間の7倍ものスピードで年をとっていくのだからそのときは確実に近づいている。
まるはもうすぐ4歳。今のうちにいっぱい遊んで、いっぱい喜ばせて、(適度に)甘えさせてあげたいとおもうきょうこのごろ。
それにしてもこういう本に共通するかもしれない「いけない甘やかし方」のひとつに『人間の食べ物を平気であげてしまっている』ことがある。この本でも『シュークリーム』『焼肉』があった。『シュークリームは大好物』とか『犬用に肉を用意しているのに人間が食べているほうをほしがる』とあったけどそれは絶対にしてはいけないとおもう。
でもこの犬は18歳まで生きたのだからけっこう大丈夫なのかな。いやいや12歳位から老化がはじまったのはやはり内臓をやられていた疑いがある。
教訓その1:かわいがりかたには気をつけなければいけない。
教訓その2:家の中で排泄する訓練をしなければならない。