最近の朝の散歩コースは尊敬する高橋是清邸跡。当時は赤坂表町といったらしい。ここに来るといつも二二六事件のその日を思わざるを得ない。二階の寝室にいた翁に銃弾を撃ちこんで、さらに銃剣で右腕を斬り落としたとか。
どんな死に方をしても偉大な人は偉大であり、どんなに高邁な理想を掲げても卑劣で愚かな者は歴史がその正体を明らかにする。せめて今、自分が立っている場所がどの辺りなのか、愚鈍な頭でも少しは考えなければいかんなぁなんておもう。
とはいいつつも、まるくんにとっては単におしっことウンチをする格好の場所になってしまっていて、是清翁にはとってもとっても申し訳なく……ごめんクサーイ。
