黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

犬に話しかける?

"犬に話しかけるようになったら人間もおしまいだな”と犬を飼う前は思っていた。
でも犬友の方たちから強く否定された。「犬はちゃんとわかっているよ」と。

呼びかけは普通だとおもう。「おはよう」「いい子だ」「おやすみ」
ただ、答えを求めるようになるとちょっとやばい。

「きょうはどこへいこうか?」(飼い主が決めろよ)
「おまえも寂しいのか?」(寂しいのはお前だけ)
「あれ、どうおもう?」(犬にはわからん)

でも確実にインタラクティブになるときがある。それはおやつをねだるとき。

「さっき食べたばかりでしょう。もうだめです。太るから、だめです」と言った途端にひざに駆け上ってきて『ウーン、エーン、オー(などいろいろ)』まるでしゃべっているようにまくし立てて来る。
たぶんそのときだけは(ここはおとなしくしてたらなにももらえんぞ)ということを考えているのだとおもう。

そうだ、犬だって考えることがあるんだ。食べることは生きること、という本能的な何かがはたらくのだとおもう。

そして仕方なく僕は「わかった、じゃあこれで最後だよ」というのを3回くらいくりかえすことになる。

でもわかっていようがいまいが、とにかく毎日これだけは伝える。
「まる、大好きだよ」