黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

朝ボチ

今日は朝から墓地を散歩。これを今風に省略形にすると朝ボチ。
この墓地にくるといつも人間の積み上げてきた歴史を感じる。自分が生きていた証を石に記し、石の大きさと土地の広さと肩書きの高貴を名前よりも重要視する。従◯位、勲◯等、男爵公爵伯爵、陸軍とか海軍の役職、学士学位、そしてその下にやっと名前。ただの山田太郎じゃダメなんだ。
少子化や土地問題によって墓地の存在が問われる時代がくるなんて、ここに眠っている人たちは夢にも思わなかっただろうな。よほどの著名人でない限り、自分の名誉や存在を顕彰してくれる子孫がいなくなったら、大きな石や広い土地は無用の長物でしかない。まあでもその無用と思える墓地のおかげで大きな空のしたで散歩ができるのだから、先人たちに感謝しなければ罰が当たるかもね。
帰ってすぐにテレビをつけたら6チャンのアサチャンでチャン知りをやっていた。ナンジャそれ。