黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

犬の気持ち

還暦近くなって初めて犬を飼った高齢初心者の僕には、犬の気持ちを推し量る力がまだまだ足りないようだ。
それはもしかして赤ん坊が今おしっこをしたいのか、ウンチなのか、おなかがすいたのかをその鳴き声やしぐさですぐに言い当てる母親の能力に似ているだろうか。
だとしたら母性の欠片もない僕のような唐変木にはどう頑張ってもおよびようのないものではないだろうか。
さもさりながらまると二人の生活を始めてしまった以上、母性がなくても観察眼を働かせ、経験値を積み重ね、犬の気持ちを汲み取れるようにならなくてはなりまへん。
それにもしかして犬の方が相手の気持ちの微妙な変化を読み取る力は優れているようにも思う。僕が何となく沈んだ気持ちになっているとき、気がつくとまるがいつのまにか僕の足元にじっと座っていることがある。何も言わずにじっとただそばにいてくれる。
まる、ありがとう。お前の方が賢いかもね。