共謀罪成立

昨日の国会で"テロ等準備罪"（実は「共謀罪」)法案が成立した。テロの防止には何の関係もなく、ただただ政府の施策に異論を唱える市民団体や労働団体を黙らせるための法律だ。
それにしてもどうしてこんなに必死に急いでこの法律を通さなければならなかったんだろう。もちろんオリンピックのためなんて誰も信じていない。
来るべき「憲法改正」に反対する輩をかたっぱしから共謀罪でひっぱるつもり？（理由はいくらでもつけられる）
一番がっかりしたのは戦前の治安維持法で多数の幹部が投獄され、会長が獄死した創価学会までがこの法律にまったく異を唱えなかったことだ。これでもうさすがに平和団体の看板は降ろさざるを得ない。（集団的自衛権に賛成したときにすでに死んでいるけど）

でもまあ、僕はどんな市民団体にも属さないし、反権力的な思想の持ち主ではあるけれど実際に行動に移すつもりはないし、共謀するともだちもいないし（笑）、図書館で借りる本は思想信条がばれないように注意しているし、ネット上でもとくに過激な発言はしていない・・・はず。