黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

薬の在庫は患者負担

今かよっている動物病院から信じられないことを言われた。
まるに処方されているイトリゾールという薬は1日分1,100円もするので、長期にわたるこの真菌症治療は結構負担になる。(30日で3万を超えるので・・・)
そこで今回院長先生に「この薬のジェネリックってないんですか?」と聞いてみた。
すると院長の顔色が変わって看護師と一緒にいったん診察室から出て行った。
何の音沙汰もなく10分くらい待たされたあげく、戻ってきた院長から驚きの発言。
ジェネリックにするなら残りの20日分の薬はすべて買い取ってもらいますよ!」
「は?!」(ちょっと時間が止まった)
「薬の在庫は極力抑えるように会社から言われているので余分な在庫は持ちたくない」
「在庫リスクの負担を患者に負わせるんですか?あまり聞いたことないはなしですね」
というような辛らつなやり取りが続き、折衷案としてまず10日分をジェネリックで出してもらって、その後様子を見ましょう、ということに・・・。(「ジェネリックは危険ですよ」という脅しもあった)

でもそもそもジェネリックに限らず、今回のイトリゾールという正規の薬も在庫がなかったため、検査結果からこの薬が必要になることがわかっていたにもかかわらず患者に確認してから薬を取り寄せ、届いたら患者に取りにこさせるという処遇。(=貧すれば鈍する)

こういうのって殿様商売っていうのか、患者は二の次っていうか、あまり納得いかないなぁ。
そもそも診療方針を決めるときにジェネリックを含めて複数の選択肢を示すのが医者の努めではないのだろうか。

久々に血圧が上昇した一件だった。