黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

運命と書いて"さだめ"

運命論者ではないけれど、自分が年をとってそろそろ同級生の訃報も珍しくなくなってきたこのごろは、人間の人智が及ばない大きな力がもしかして存在するかもしれないとおもうようになってきた。
かのアインシュタインですら宇宙を動かしている力を"神"と呼ぶしかないと言ったらしい。地震津波であっというまにさらわれていく命もあるし、自分は病気とは無縁だといっていた人が突然病に倒れることもある。それらが万が一"神"のしわざだとしても、人間にはその"さだめ"を変える力なんて絶対にない。祈っても祈ってもどこにも届かないのだ。
まるくんにもさだめがあるだろうか。来る日も来る日もただただ愚直に歩くだけ(相応に食べるけど)の一生。自分の運命など気にすることもなく、寿命がきたらなるべくだれにもみつからないように死んでいく。そういうのっていいかもしれないなぁ。