黒柴「まる」の成長記

徒然なるままに犬とともに日暮らし日記

犬は音楽を理解できるか

このところ外があまりにも寒いので部屋の中にいる時間が多くなり、音楽を聴いているだけの時間も長くなった。
そこでちょっとまるに実験をしてみることに。
ベートーベンのピアノソナタの聴き比べ。
まるくんのお気に入りはケンプの弾く月光ソナタ。これをかけるとソファーにのぼってきてスヤスヤ眠る。第一楽章の幻想的な音調から第三楽章の激しいパッセージに移ってもまったくたじろがずに…眠っている。
演奏者をバックハウスにかえてもポリーニにかえても同じ状態でいられるかを試す。
途中ちょっとあくびをしたけど・・・結果同じだった。
それじゃあグールドならどうか、眠り続けるか、耐えられずに逃げ出すか、吠えるか?、いろいろ想定したけれど、結局同じ姿勢のままだった。あは。
結論として犬は音楽を理解できないということなのだろうか、それとも弾き方や解釈のしかたに興味がないとか、あるいはあまりにも寛容すぎるとか、そういうことだろうか。
でもふだん散歩をしている時は街中の音にあんなに敏感にはんのうするのに、グールドには違和感を感じないなんて、おかしい。
この実験をジャズで試してみようかとも思ったけど、まるはただ眠たいだけなのかもしれないので、もう少し様子を見ることにした。